こんにちは、
【世界一わかりやすいギターの先生】
ゆうきです!!
この記事は
1記事目
2記事目
これらの記事の続きになりますので
先にこちらの記事をご覧くださいね。
この記事は3記事目です。
前回はキーって何?という点を
解説しました。
そろそろギターの得意ポジションも
馴染んできた頃かと思います。
本日は今までやってきた
スケールの理解、キーの理解。
それらを使用して実際に
曲のキーを特定してみたいと思います。
1:なぜキーを特定するのか?
スケールとキーについて
思い出してみてください。
スケールは7つの音で
構成されているという話がありました。
裏を返せば楽曲のキーを
特定すれば7分の1で音が
探せるってワケです。
ギターの指板数はモノによって
異なりますが、概ね22フレット。
指板の音数は大体132個あるわけです。
その中から7分の1で絞れる
知識のあるなしでは…
当然難易度に天と地ほどの差が
生まれるというわけですね。
確率に直せばスケールを使えば
音を1つとって当てる確率は
約14%!!ですが…
使わなければ0.7%…
しかもスケールに準えて楽曲は
制作されているのでスケールが
わかるだけで音がなんとなく
想像できてしまうのです。
もちろん、音楽への理解も
圧倒的に深まりますし、
差はつくばかり。
皆さんは必ずキーを特定して
正しい耳コピをしてくださいね。
2:基準音を探す。
キーを特定する時に
最初に行うことは基準音を
特定する作業です。
前回の記事で、基準音さえ分かれば
その音をCと置き換えることで
移動ドとして全キー弾けることを
解説しました。
もう一度例を出すと
Dメジャーなら
レ ミ ファ♯ ソ ラ シ ド♯ レ
が本来のスケールの音ですが、
これらをドレミファソラシドに
置き換えて考えることですね。
さて、であるならば逆説的に基準音さえ
分かればその音をドに置き換えて
メジャースケールを弾くことで
そのキーが弾けますよね。
その曲に使われている
7つの音(スケール)が判明するわけです。
これが移動ドの使い方になります。
3:1弦を使って基準音を探す。
基準音が分かればキーがわかるので
早速基準音の探し方を
解説していきます。
ドレミファソラシドとある音の内、
ドの音は基準音もとい主音と呼ばれます。
7種の音のうち最も落ち着きのある音で、
その安定感から曲の始まりや終わりに
頻繁に使用されることになります。
また、楽曲の基準として使われがちなので
曲中の出番もやや多いと言えます。
さて、曲のどこでどう弾いていても
主音は落ち着いていて変になりません。
なのでコピーしたい音源を実際に流しながら
ギターで弾いてみるのです。
それぞれ順番に1フレットから
ファファファ〜〜ここじゃないか
ファ♯ファ♯〜うーんここでもない!
こんな調子で楽曲のどのタイミングでも
落ち着いて聞こえるなー。
という音を1弦で探していきます。
正直感覚的な部分なので、
文字での説明よりも
無料配布している
耳コピ解説動画をご視聴頂くと
大変わかりやすいと思います。
3:得意ポジションを使い確認。
さて、主音これじゃね?という音が見つかれば
今度は確認の作業に移ります。
というのも、ミやラにあたる音も
終始感のある落ち着いた音のように
聞こえてしまう事があります。
なので、主音を見つけたと思っても
必ず確認作業をする必要があります。
こちらはCメジャーの得意ポジですが、
見つけた主音の位置に
1弦のCを代入してこの
スケールを弾きます。
例えばDメジャースケールならば
このように1弦のCから
ドシラソファミレド、ドレミファソラシド。
というように繰り返し楽曲を
流しながら弾いてみるわけです。
もし間違っていたら弾いていて
どこかの音で強い違和感を感じます。
ドレミファソラシ、全ての音で
違和感なく、なんなら適当に弾いて
歌うように演奏すらできそうな感覚。
そのスケールを見つける事ができたら
そこがその曲のキーです。
4:実際にやってみる。
正直、これらは感覚的な部分なので
文字でいくら説明してもそれだけじゃ
意味がないし、出来るようになりません。
早速実践していきましょう。
習得後はお好きな曲を耳コピ
して頂ければと思うのですが、
転調が多い等の理由で
練習に向いてない曲もあります。
そこで最初はあいみょんさんの名曲
マリーゴールドのキーを特定してみましょう。
メロディラインもシンプルかつ綺麗ですし
特に目立つ転調もないので
キー特定の練習にはうってつけです。
楽曲をバックで流しながらギターで
1フレットから12フレットまで順番に
ドドドドド〜のように連続して弾く。
落ち着きのある終始感の
強い音を見つけたらその音を
主音としてCを代入し
得意ポジションを弾いてみる。
ド〜シまで違和感なく弾けたら
そのキーが正解!!
もしあまり自信がない場合は
公式LINEで無料配布している
耳コピ動画のご視聴を
強くお勧めします。
実際に音を流しながら
キーを特定する作業を写しているので
より感覚的に理解しやすいはずです。
5:歌メロをコピーしてみる。
さて、キーが特定できた人は次に
歌メロをコピーしてみましょう。
移動ドでキーを見つけた貴方は
今までより別格に歌メロの
耳コピが容易になっているはず。
楽曲はスケールに沿って
作られているので、
スケールがわかりさえすれば
聞こえたメロディに
スケールを当てはめていくだけ!!
闇雲にやるより遥かに
楽なのは言わずもがな。
スケールへの理解にも繋がるし
必ず習得すべき技術です。
6:6弦はつかわない。
1弦と6弦は同じ音なので
たまに6弦でやろうとする人がいます。
が、それはダメで、6弦でやろうとすると
ベースの音域に被って
キー特定の難易度が爆上がりします。
必ず1弦でやりましょう!!
7:最後にまとめ
正直いきなりキー特定は
難しかったと思います。
できた人も勿論、できなかった人も
これでやめずに2週間毎日
自分の好きな曲に
挑んでみてください。
もし好きな曲がない人は
適当に流行り物でもいいですから
毎日2〜3曲だけでも
挑戦し続けてください。
必ずキー特定できるようになります。
キー特定ができれば
あなたのギター技術は
20倍にも30倍にもブチ上がります。
というよりこれを知らないのでは
音楽をまともに理解するのは
極めて困難です…
独学ギタリストが陥りやすい
大きな落とし穴の1つです。
上手なギタリストであれば
100%習得している技術ですし
ちゃんと挑戦し続ければ
必ずできる技術です。
諦めずにキー特定をしまくりましょう!!
8:耳コピ実践は近い!!
ギターの耳コピ実践まで
あと2記事です。
しかし、その2記事に進むのにまずは
これまでの内容をある程度習得しておく
必要があります。
完璧でなくていいのでいますぐ、
いますぐ1秒でも長く練習して
他のギタリストと差をつけましょう!!
ここでどれだけ練習できるかが
貴方が上達できるギタリストか
そうではないのかの境目です!!
次回は指板について解説します。
もう少しなので頑張りましょう!!
【世界一分かりやすいギターの先生】ゆうきは
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もちろんギターは独学でも
ある程度演奏できるようにはなるのですが、
より高度なテクニックを身につけたいと言う方は
是非一緒に頑張りましょう!!
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